実体のないモノをイメージする
極上の、選ばれた人間にしか味わうことのできないような環境で、都会の生活を楽しみたいという方は、六本木、赤坂、麻布十番、港区などに関心があるかもしれません。それらの地区の、とりわけ再開発地域では、最近超高級マンションが建設されています。
それらの物件の、最上階や高層階を手に入れるためには、実際に販売されるようになってからでは遅いと言えます。
なぜなら、最近では販売予定物件として、既に建設段階から売り出しが始まっていることが多いからです。
しかし、一番いいプランをおさえることだけに奔走して、実際に住んでみると、「イメージと違った」ということで、後悔してしまうこともあるようです。
そのようなことを避けるためには、どんな対策をとることが必要でしょうか。
そのポイントは、じっくりと見極めながら見学することにあるのです。
つまり、まだ実体のない建物を、さまざまな助けを利用しながら、いかに正確にイメージするか、そしてまわりの眺望を感じ取るかという点にかかっています。
ですから、販売会社が提供してくれる、とくに視覚に訴えるものはすべて取り入れるようにしましょう。
たとえば、用意されているシアターを見れば、ある程度の完成時の様子、そして上層階からの眺望を感じ取ることができます。
しかし、すべての人が最上階に興味を持つわけではないと思います。
ですから、自分の希望する階は何階なのか、それに応じて、その階からの目線で物事を考えなければなりません。
周辺の建造物との兼ね合いを見て、十分に日照時間を確保することができるでしょうか。
また、その階からの眺望はどのようなものでしょうか。
さらに、自分が気になっている住まいだけに注目するのではなく、その物件の共有スペース、さらには駐車場までの距離にも注目しましょう。
ときには、非常にデザインの面でも、高級感の面でも申し分ない物件でも、エントランスまでの経路が複雑であったり、駐車場までの距離が遠かったりすると、それが毎日の積み重ねでストレスになってしまう場合があります。
それらに加えて、最寄りのコンビニまでの距離、公共施設、銀行などには、徒歩で行くことが可能かどうかなども、その時点で把握しておくことは大きな助けになるでしょう。
また、構造上の問題に関しては、臆することなく質問しておきましょう。
とくに、防音対策などは、住みやすさに直結しますので、その点で一抹の不安もないような物件を選ばなければなりません。
さらに、高層階の場合、エレベーターでは、どのくらいの時間を要するのでしょうか。
また、混雑する時間帯では、どのくらい待たされることがあるのでしょうか。
これらをチェックしておきましょう。
サイトリンク